徒然可憐日記

大学中退コンカフェ嬢の雑記

大学中退コンカフェ嬢の雑記

『大学中退コンカフェ嬢』という肩書は、割と語呂が良くて気に入っているが、実のところかなりの誇張を含む表現である。

 

第一に、私は正確にはまだ大学を中退していない。正しくは「退学予定休学中」である。いつ退学届けを出すかは未定である。米国の大学に通っていたという特異な身の上故、休学に費用が掛からず、2年までの休暇を許されるがためにそのシステムをフル活用してモラトリアムを満喫中だ。まっとうな人生などとうに捨てた。

 

そして第二に、私は現在コンカフェには週1程度の出勤(界隈では「お給仕」という)しかしていない。これでコンカフェ嬢を名乗るなどちゃんちゃらおかしいが、今定期的に得る収入はコンカフェからのみであるため、もしも職業を名乗るとしたら「コンカフェ嬢です」としか言えないのだ。まあ、もっと正しい表現は「フリーターです」なのだが。

 

最後、第三に、私の境遇は大学中退コンカフェ嬢という響きよりもずっと恵まれたものである。米国の大学に通うことを許されていたほど実家は太く、なんなら幼稚園受験でエスカレーター式の学校に通った後、高校留学もしていたし、そもそも生まれだって海外で一応帰国子女である。最も言葉を覚える前に日本にやってきたため、中途半端なトリリンガルであるが。そんな太い実家に身を寄せている以上、衣食住には特に困っていない。コンカフェだってお小遣い稼ぎのようなものである。

 

 

そんな私がなぜ場末で売れないコンカフェ嬢などやっているか?

双極性障害だからである。主な原因は躁転といっていい。

 

ちなみになぜ大学中退となったか?

双極性障害だからである。要は鬱転が原因である。

 

ちなみになぜ双極性障害を発症したか?

ADHDのグレーゾーンだからである。ゴリゴリにストラテラを処方されている。

 

 

つまりこのブログは、一人の躁うつ発達障害女が気まぐれに物事を書き散らしていくだけの雑記だ。

別に闘病記とかではない。単純な生活の記録である。正直冷静に考えて今のところ明るく真っ当な未来は未だ見えないが、私には義務も責任もなく輝く今があり、高給取りサラリーマンの父の定年までは私に破滅はまだやってこない。

 

徒然なる日常こそ最も可憐なものであると信じている。

その日常を、私は文章として残しているだけだ。